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アイデザイナーになるには?アイデザイナーを目指せる専門学校が進路・仕事内容・資格などを徹底解説

アイデザイナーを目指す方の中には「何から始めれば良いのかわからない」という方も多いかもしれません。まず、アイデザイナーを目指すなら美容師免許の取得が最優先であり、それらの国家資格に挑戦するためには美容師養成施設で2~3年ほど学ぶ必要があります。

 

今回はアイデザイナーを目指す際に知っておきたい仕事内容や資格、向き不向き、キャリアなどについてご紹介します。まつ毛ケアのプロになりたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

 

アイデザイナーとはどんな仕事?主な仕事内容

アイデザイナーとはそもそもどんな仕事なのかというと、簡単にいえば専用の設備や道具を使ってまつ毛ケアを施術する職業です。

 

主な仕事内容は人工的にまつ毛を増やす「まつ毛エクステ」を行ったり、薬剤を使ってまつ毛を曲げる「まつ毛カール」「まつ毛パーマ」などがあります。そのほか、目元全体をケアしたりデザインしたりするなど、アイデザイナーの仕事は幅広いです。

 

アイデザイナーの就職先・活躍の場

アイデザイナーが働く場所としては美容サロンが一般的です。目元ケアを専門に行っている美容サロンが増えているため、アイデザイナーのニーズは時代ごとに増えています。その他にも美容室や美容院、エステサロンなども就職先・転職先として人気です。

 

アイデザイナーの中には美容サロンなどで実績と経験を積み、独立開業する人やフリーランスになる人もいます。自分のお店を持つというのを目標に頑張っている人も多く、活躍の場を自分で作ることもできます。

 

アイデザイナーの雇用形態・働き方

アイデザイナーは美容師資格など専門的な知識や技術が必要となる反面、正社員として働けることも多いです。ただ、アルバイトやパートとして働く人もいれば、最初はアシスタントという立場で働く人もいます。

 

働き方は採用される美容サロンごとにも違うため、自分がどのように働きたいのかを考えておくようにしましょう。特に雇用形態にこだわりたくないということなら、道のりは困難でしょうが独立開業やフリーランスとして働くのもおすすめです。

 

アイデザイナーの勤務時間・休日・生活

アイデザイナーはサービス業かつ接客業なので、土日祝日など世の中の人たちが休みの日こそ忙しくなる傾向があります。そのため、休日も平日に取るのが一般的です。

 

アイデザイナーは繁忙期と閑散期がはっきりしており、特にイベントシーズンなどは忙しいです。ハロウィンやクリスマス、バレンタインなどのイベントシーズンはおしゃれをしたい人が増えるため、とても忙しくなります。

 

日によっては1日8時間以上働くこともあるため、勤務時間は長くなる可能性もあります。

 

アイデザイナーの給料・年収

アイデザイナーは平均月収がおおよそ18万円といわれています。正社員として採用された場合は20万円前後から始まることが一般的です。ただ、条件によっては新人扱いとなり、下積み時代はもっと給料が安いこともあります。

 

大手の美容サロンでは給与水準も高めとなっているため、しっかり稼ぎたい方は名前が知られている職場を選ぶのもおすすめです。お店によっては指名を獲得すればするほどインセンティブが入るため、自分の腕が評価されれば給料も高くなります。

 

アイデザイナーの魅力・やりがい

アイデザイナーはお客様の目元を綺麗にする仕事のため、自分の仕事がそのまま結果として反映されるのがやりがいです。責任も重大となるのですが、その一方でお客様から「このエクステいいね」「このカールおしゃれ」「このパーマ気に入った」と言ってもらえるのが、次の仕事の励みになったりします。

 

まつ毛は顔の印象を大きく左右するため、目元にコンプレックスを抱えている方などのサポートもできます。お客様から指名が入るようになれば、自分の腕を認めてもらえていると実感できることもこの仕事の魅力といえるでしょう。

 

 

アイデザイナーになるには

アイデザイナーになるためには美容師養成施設に通うことが大切です。目元は細かな細胞や神経や血管が密集しているため、国家資格が必要となります。つまり、アイデザイナーになりたい場合は美容師免許の取得が第一関門となるでしょう。

 

また、その国家試験に挑戦するには国が認めた学校で2~3年ほど学ばなくてはなりませんので、長い目で見て計画を立てていく必要があります。

 

専門学校やスクールに通う

美容師養成施設というのは、いわゆるアイデザイナーなどを育てている専門学校などのことを意味します。アイデザイナーというよりは美容師になりたい人が通う専門学校が全国各地にあるため、そちらで学ぶのが一般的です。

 

▼アイデザイナーの学校・学費

 

アイデザイナーの学校では人間の目の構造や目元の印象などに加え、ケアからデザインまでのスキルを学べます。特に目元に関する仕事は事故や怪我などのリスクもあるため、基礎から応用まで確かな知識と技術が求められます。それらを専門学校などで学ぶ必要があるのです。

 

なお、学費に関しては美容師免許を取得するまでに200~300万円ほどかかります。学費だけでも100~150万円ほどかかり、そのほかにも教材や道具を揃えるのに数十万ほどかかります。さらに美容師の国家試験に挑戦するにもコストがかかるため、奨学金を活用したりバイトをしたりしながら学校に通う学生の方も少なくありません。

 

専門学校やスクールに通わずにアイデザイナーになれる?

アイデザイナーとして働くのであれば国家資格が必要となるため、学校に通わずに資格を取得するのは難しいです。ただ、厚生労働大臣が認定する美容師養成施設の中には、昼間部や夜間部だけでなく通信課程で学べるコースもあります。

 

原則として昼間部・夜間部は2年、通信課程は3年ほど学ぶ必要があるため、どちらにしても学校への入学は必須です。併せて民間資格などがあるとより成長できるため、在学中にほかの資格に挑戦する人もいます。

 

 

アイデザイナーの資格について

前述の通り、アイデザイナーになるには国家資格が必要です。いわゆる美容師免許が必要となるため、そちらの取得が当面の目標となります。

 

そのほか、民間資格の「まつ毛エクステンション衛生管理士認定試験」や「アイデザイナー技能検定試験」「まつ毛エクステンション技能検定試験」「プロアイリスト」なども持っておくと活躍の場も広がるはずです。

 

 

アイデザイナーへの向き不向き こんな人は向いている

アイデザイナーは目元という繊細な部位を担う仕事となるため、手先が器用な人に向いています。目元は細胞や神経や血管が密集しているからこそ、慎重に扱える繊細な人ほど向いている職業といえるでしょう。

 

また、目元のケアだけではなくデザインも求められるため、美的センスがある人にも向いています。デザイナーとしての自覚を持ち、より高度なテクニックを身につけられるよう努力できる人は一気に人気のアイデザイナーになれるかもしれません。

 

 

アイデザイナーのキャリアプラン・キャリアパス

アイデザイナーとして働く場合、いきなり責任のある仕事を任されることは稀です。むしろ美容サロンなどで雑用などを任されながら、徐々にアイデザイナーとしてお客様に対応していくことが多いです。その後、一通り仕事を覚えたらアイデザイナーとして実際にお客様を担当することが多くなります。

 

そこから店長やマネージャーになる人もいるほか、独立開業やフリーランスとして働く人もいます。まずは自分がどのようなアイデザイナーになりたいのかを考え、その上でキャリア形成をしていく必要があるでしょう。

 

 

アイデザイナーは何歳まで目指せる?

アイデザイナーには年齢制限がありません。実際に何歳になっても働くことができます。しかし、目元というデリケートな部分を扱う仕事となるため、若ければ若いほど重宝されるのも事実です。また、美容師資格の取得を考えると最低でも2~3年は必要となるため、多くの人は10~20代など学生時代から目指す人が多いです。

 

その一方で社会人となってからアイデザイナーに転身するという方もいます。その場合でも美容師免許を取得するのに数年、現場で一人前になるのに1年前後かかるため、20~30代のうちに方向性を決めておくことが大切です。

 

 

まとめ

アイデザイナーになるには国が認定する美容系の専門学校で2~3年ほど学び、その後に国家試験に合格する必要があります。現場に配属されてからも学ぶべきことは多いため、国家資格だけではなく民間資格などにも挑戦しながら、日々成長しようとする意識が大切です。

 

なお、ジェイ ヘアメイク美容専門学校の美容師科では美容師免許取得に向けた勉強ができるだけでなく、美容関連の基礎から応用まで学べます。アイデザイナーだけでなく美容の世界で活躍したい方は、進路の選択肢の1つとして考えてみてください。