ブライダルコーディネーターには資格が必要?ブライダルコーディネーターを目指せる専門学校が必須の資格や取るべき資格を徹底解説
ブライダルコーディネーターは国家資格などを必要としない職業です。しかし、2018年に国家検定の「ブライダルコーディネート技能検定」ができました。取得しなくても就職は問題ないですが、資格の有無によって就職や転職に有利になることはもちろん、キャリアアップにもつながるからこそ取得しておくことは大切です。
今回の記事では、ブライダルコーディネーターに資格が必要かどうかはもちろん、必須の資格や持っておいた方が良い資格などをご紹介します。また、資格を取っておくことで得られる強みなども含めて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
ブライダルコーディネーターに資格は必要?
ブライダルコーディネーターに資格が必要かどうか気になっている方が多いですが、厳密に国家資格などが必要となることはありません。事実、結婚式をプロデュースしている会社や企業の中には、未経験者歓迎の求人を出しているところもあります。
しかし、これからブライダルコーディネーターとしてプロを目指すのなら、民間資格を取得しておくことは重要です。民間資格があることで知識や技術の証明となるため、就職や転職の際にも有利です。何より自分のスキルを磨くことにつながります。
では、具体的にどのような資格を取っておくのが望ましいのでしょうか?
ブライダルコーディネーターに必須の資格
ブライダルコーディネーターとして必ず持っておきたい資格が、公益社団法人日本ブライダル文化振興協会の「ブライダルコーディネート技能検定」です。日本ブライダル文化振興協会は日本で唯一、経済産業大臣の許可を得ています。そのため、権威ある資格として所有しておく価値は十分にあるでしょう。
この認定資格では基礎から応用だけでなく、日本のウエディングの歴史や最新事情なども学ぶこともできます。そのため、仕事としてのブライダルコーディネーターはもちろん、日本の結婚式そのものに興味があるという方におすすめの資格といえます。こちらを取得しておくと重宝される人材に一歩近づけるはずです。
ブライダルコーディネーターが持っておいた方が良い資格
ブライダルコーディネーターとして持っておきたいおすすめの資格が、ブライダルプランナー検定です。これはアメリカにある全米ブライダルコンサルタント協会が認定している資格で、その日本支部が提供している資格となります。
これらブライダルプランナーの資格には等級があり、等級が上がれば上がるほど高度な知識や技術が求められる資格となっています。ブライダルプランナーの取得は簡単ではなく、単なる基礎の他にもお客様への応対を口語で答える記述問題など、応用も出題されるのが特徴です。
ブライダルコーディネーターとしての教養が試される試験となるだけあって、苦戦する人も少なくありません。ただ、きちんと勉強すれば取得できない資格ではないため、本気でプロを目指す方は挑戦したいところですね。
ブライダルコーディネーターが資格を取っておくメリットは?
結婚式は「やろう」と思い立ってすぐにでできるものではないので、準備から当日まですべてブライダルコーディネーターがプロデュースしなくてはなりません。もし、自分が結婚式をする側だとして、資格がない人が担当となるとどう感じるでしょうか?
単に資格を取得することは知識や技術を身につけることにつながるのですが、何よりも新郎新婦とその家族や親戚の方たちを安心させるためでもあるのです。結婚式をする方はわからないことも多いからこそ、プロのブライダルコーディネーターに聞きたいことも山積みです。それに的確に答えるためにも資格を持っておいた方が良いでしょう。
もちろん、ブライダルプロデュース業者で働こうと思っている方は就職や転職にも有利なので、取っておいて損はありません。
ブライダルコーディネーターの資格は独学でも取れる?
ブライダルコーディネーターの資格は専門学校や大学で学びながら取得する方も多いですが、中には独学で取得する方もいます。近年は通信講座も充実しているため、在宅のリモートで学びながら試験に挑戦するということも可能です。
ただ、ブライダルコーディネーターに求められるスキルは多く、仕事量もとても多いです。そのため、資格の取得はもちろん実務経験が重視されます。なかには学校などに通わずにブライダルプロデュース業者に入り、そこで下積みをするという方もいます。
どういう進路でブライダルコーディネーターを目指すかは自由なので、自分が思い描く理想のブライダルコーディネーターになれる道を模索していきましょう。
まとめ
ブライダルコーディネーターは資格がなくとも働けます。しかし、新婚の夫婦やカップルの方にとって一生に一度の思い出を作る仕事なので、民間資格などは取得しておいた方が良いです。
専門学校や大学で学ぶのはもちろん独学で取れる資格もあるため、まずは基礎から応用まで勉強してみましょう。ただ、業界未経験者歓迎の求人もあるので、いきなり現場に飛び込んで切磋琢磨していくのもおすすめです。
ジェイ ヘアメイク美容専門学校の姉妹校である「アイ エステティック専門学校」には、ブライダルビューティ専攻があり、当校とのコラボレーションで美容体験と学びの交流も実施しています。
ご興味のある方は、ぜひ資料請求してみてください。