ネイル検定とは?取得するメリットや検定の種類・資格の取得方法を紹介
ネイリストを目指すなら「ネイル検定」の取得を考える人は多いでしょう。資格を取得しておくと、基礎技術を身につけている証明になるため、採用試験でとても有利になります。
そこで本記事では、ネイル検定の資格を取得するメリットや検定の種類・合格までの道筋について解説します。ぜひ参考にしてみてください。
ネイル検定はネイルを仕事にしたい人の入口の資格
ネイル検定は、基礎技術が身についている証明になるため、就職時に有利になるケースが多い資格です。
また、検定を通してケア・カラーリング・アートなどネイルの基礎スキルを体系的に学べるのも大きなメリットといえます。ネイル検定は、将来ネイリストとして働きたい人にとって、夢へのスタートラインになる資格です。
ネイル検定の資格を取得するメリットや活かし方
ここでは、ネイル検定の資格を取得する利点やどのように活かせるのかについて解説します。
- サロン採用で有利になる
- ネイルについて体系的な技術が身につく
- サロンを開業する際に役立つ
ぜひ参考にしてみてください。
サロン採用で有利になる
ネイル検定を持っていると、サロンの採用選考で一歩リードできる可能性があります。資格そのものが基礎技術をきちんと習得している証明になるため、初めての就職でも安心して任せられる人材として見てもらえるからです。
また、資格取得までに学んだケア・カラー・衛生管理の知識は、実際のサロンワークでそのまま活かせるでしょう。将来、個人サロン開業を目指す人にとっても、専門スキルの基礎を若いうちから身につける手段としてネイル検定を取得することはとても役立つでしょう。
ネイルについて体系的な技術が身につく
ネイル検定の勉強をすると、サロンで必要とされる基礎的な技術を順番にしっかり身につけられます。独学だと「何から学べばいいの?」と迷いがちですが、検定では、ケア・カラーリング(ジェル・ポリッシュ)・イクステンション(長さだし)・衛生管理などを段階的に学べるため、スキルの抜け漏れがありません。
また、検定で習った技術はそのままサロンワークで活かせるので、就職後に自信を持って接客できるのも大きなメリットです。デザインの幅を広げたい人や、将来独立を目指す人にとっても、基礎をしっかり学んでおくことは大きな武器になるでしょう。
サロンを開業する際に役立つ
将来、自分のネイルサロンを持ちたいと考えているなら、ネイル検定の資格を取得しておくことが有利にはたらく可能性があります。サロン開業にネイル資格は必須ではありませんが、技術力の証明としてお客様からの信頼につながりやすく、集客面でも有利です。
また、資格の取得を通して身につく衛生管理や施術手順の知識は、トラブル防止や安全なサービスの提供に欠かせないポイントです。ネイル検定の資格は、自分のサロンを開きたいという夢をより現実的な目標に近づけてくれるでしょう。
ネイル検定の種類
ネイル検定とひとことにいっても、いくつかの種類があります。ここでは、代表的なネイル検定を3つ紹介します。
- JNAジェルネイル技能検定試験(日本ネイリスト協会)
- JNECネイリスト技能検定試験(公益財団法人 JNEC)
- ネイルサロン衛生管理士(日本ネイリスト協会)
ひとつずつ見ていきましょう。
JNAジェルネイル技能検定試験(日本ネイリスト協会)
ジェルネイル中心のサロンで働きたい人におすすめなのが「JNAジェルネイル技能検定試験」です。
ジェルの基礎知識から、実際の施術で使う技術までをしっかり学べるため、プロとして必要なスキルを段階的に身につけられます。レベルは初級・中級・上級に分かれています。
それぞれの級ごとのちがいは、以下のとおりです。
| レベル | 受験資格 | 試験内容 | 受験料金(税込) |
| 初級 | 義務教育を修了している方 | 筆記試験、実技試験 | 9,900円 |
| 中級 | 初級合格者のみ | 筆記試験、実技試験 | 13,200円 |
| 上級 | 中級合格者のみ | 実技試験 | 16,500円 |
就職活動でも「ジェル技術を習得している」とアピールできるため、サロンからの評価が高くなるでしょう。ジェルネイルが好きで、将来サロンで活躍したい人にぴったりの検定です。
JNECネイリスト技能検定試験(公益財団法人 JNEC)
ネイリストを目指す人なら、まず知っておきたい代表的な資格が「JNECネイリスト技能検定試験」です。ネイルの基礎力を証明できるもっともメジャーな検定で、3級・2級・1級とステップアップしていきます。
各級のちがいや特徴を以下の表にまとめました。
| レベル | 受験資格 | 試験内容 | 受験料金(税込) |
| 3級 | 義務教育を修了した方 | 実技試験と筆記試験 | 6,800円 |
| 2級 | ネイリスト技能検定試験3級取得者のみ | 実技試験と筆記試験 | 9,800円 |
| 1級 | ネイリスト技能検定試験2級取得者のみ | 実技試験と筆記試験 | 12,500円 |
3級では基本のケアやカラーリング、1級ではスカルプチュアなどサロンワークに直結する技術を学べるため、段階的にスキルを伸ばしやすいのが特徴です。
JNECネイリスト技能検定試験に合格していると、就職活動で「基礎がしっかりしている」と評価されやすくなります。ネイルの土台を固めたい人におすすめの検定です。
ネイルサロン衛生管理士(日本ネイリスト協会)
安全に施術を行うための知識を学べるのが「ネイルサロン衛生管理士」です。
技術系の検定とは少し違い、サロンで働くうえで必要な衛生管理やトラブル防止の知識に特化している資格です。感染症予防や器具の扱い方・お客様の肌や爪を守るための注意点などをしっかり学べるため、就職時のアピールポイントにもなるでしょう。
級はとくになく、講習を受けたあと確認テストを受けて、合格者のみ認定証がもらえます。
| 概要 | 詳細 |
| 受験資格 | 年齢が18歳以上の方(ネイルサロンでの実務経験は問わない)
※但し、18歳未満であっても、理美容専門学校やネイル スクール等でネイルを学んでいる方は対象 |
| 講習内容 | 第1部 理論講習 約180分間
第2部 確認テスト 20分間 第3部 試験問題解説・まとめ・成績発表 認定証・バッジ授与 (不合格の場合は補習受講) |
| 合格基準 | 確認テストは択一方式で20問出題し、
合格基準は100点満点で80点以上 |
| 受講料(税込) | 一般価格:11,000円 JNA会員価格:6,600円 |
将来、開業を目指す人にとっても、お店を安全に運営するための大切な土台となる資格です。
ネイル検定の資格を取得する流れ【独学で合格は可能?】
最後に、ネイル検定を取得する流れについて、5ステップで解説します。
- 受ける検定の種類を決める
- 教材・道具をそろえる
- 技術の練習をする
- 試験の申し込みをする
- 試験を受けて結果通知を待つ
独学でも取得できるのかについて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 受ける検定の種類を決める
ネイリストを目指す第一歩として、まずはどの検定を受けるか決めることが大切です。代表的なのはJNECネイリスト技能検定やJNAジェルネイル検定で、それぞれ学べる内容や強みが少しずつちがいます。
基礎的な技術を一から身に付けたいなら「JNECネイリスト技能検定」を、ジェルを中心に技術を身に付けたいなら「JNAジェルネイル検定」をおすすめします。目標に合わせて選びましょう。
2. 教材・道具をそろえる
検定を受けると決めたら、次は教材や道具をそろえるステップです。テキストや問題集はもちろん、ネイルケア用品・チップ・ブラシ・ジェルライトなど、検定内容に合わせた道具が必要です。
最初は何を買えばいいか迷うこともありますが、スクールや公式サイトのリストを参考にすると安心です。
3. 技術の練習をする
道具がそろったら、いよいよ本格的に技術の練習を始めます。ネイル検定では、正確さとスピードの両方が求められるため、最初はゆっくりでOK。手順を覚えながら、少しずつ仕上がりの美しさを整えていきましょう。
独学でも十分に練習は可能です。最近では動画やオンラインスクールなどで技術解説を学べるため、自分のペースで繰り返し練習できます。ただし、自己流になりやすい点には注意が必要です。基本の手順や姿勢は、信頼できる教材を使って確認しながら取り組むとよいでしょう。
4. 試験の申し込みをする
練習を重ねて自信がついてきたら、いよいよ試験の申し込みをします。ネイル検定は申し込み期間が決まっているため、公式サイトで日程を必ず確認しておくことが大切です。
申し込みは、 で、受験料はクレジットカードかコンビニ決済を選べます。早めに申し込んでおくことで、試験日までの練習計画も立てやすくなり、気持ちにも余裕が生まれます。
5. 試験を受けて結果通知を待つ
試験当日は、これまで練習してきた技術を落ち着いて発揮することが大切です。道具の準備やタイム管理に気を配りましょう。
緊張するかもしれませんが、普段どおりの手順を意識すれば大丈夫です。合格なら次の級へ進むステップに、もし悔しい結果でも改善点を見つけるチャンスになるでしょう。
ネイル検定を取得すれば就職や独立開業に有利になる
ネイル検定を持っていることは、ネイリストとしての大きな強みになります。
就職活動では「基本技術をしっかり学んでいる人」と評価され、サロン側も安心して採用しやすくなるでしょう。また、将来自分でサロンを開きたい人にとっても、検定で身につけた技術や衛生管理の知識が信頼につながり、お客様が安心して来てくれる理由にもなります。
資格は夢への近道です。しっかり準備して取得すれば、将来の選択肢が大きく広がるでしょう。